18~34歳「一生結婚しない」が2割超|交際・同居・法律婚を分ける3つの問い
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休日には、一緒に出かける相手がほしい。でも、平日の夜は一人で静かに休みたい。
誰かと暮らすことには関心がある。ただ、結婚するかどうかまでは決めていない。
こうした希望を、まとめて「結婚したい・したくない」の二択にすると、大切な違いが抜け落ちます。交際したいか。誰かと暮らしたいか。法律上の結婚を望むか。この三つの答えは、そろっていなくても構いません。
この記事では、2026年9月に公表された調査結果を確かめたうえで、自分の希望を書き出す三つの質問と記入例を紹介します。結婚を勧めるためではなく、「自分は何を望み、何を変えたくないのか」を言葉にするための読み物です。
まずは30秒の動画で、三つの問いを確認
公開済みのえら婚ショートでは、今回の考え方を30秒で紹介しています。音を出せない方は、そのまま本文へ進んでください。
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「一生結婚しない」が2割超。その数字だけでは、わからないこと
国立社会保障・人口問題研究所の第17回出生動向基本調査では、18~34歳の未婚者で「一生結婚するつもりはない」と答えた割合が、男女とも2割を超えました。調査時点は2025年6月30日で、結果の概要は2026年9月11日に公表されています。
一方、その回答者のうち4割程度は、将来、結婚する意思を持つ可能性もあると答えています。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査」結果の概要
ここで区別したいのは、調査時点での意思と、その人が将来どう生きるかは同じではないという点です。この数字は、実際に一生結婚しなかった人の割合ではありません。
だからといって、「今はそう言っていても、いずれ結婚したくなる」と読み替えるのも違います。変わる可能性があっても、今の答えを軽く扱ってよい理由にはならないからです。
また、結婚する意思についての回答だけから、交際や共同生活も一切望んでいないとは判断できません。以下の三つの問いは、その違いを自分の生活に引きつけて考えるために、えら婚が提案するものです。調査票の設問をそのまま再現したものではありません。
問い1.今、誰かと交際したいか
まずは、結婚まで話を広げずに考えます。今の自分は、誰かと会い、会話を重ね、お互いを知っていく関係を望んでいるでしょうか。
「交際はしたいけれど、毎日の連絡は負担」「週末には会いたい。でも、仕事が忙しい時期まで会う約束を増やしたくない」。こんな答えでも十分です。
次の三つを書いてみてください。
- 相手と一緒にしたいことは何か。
- 会う頻度や連絡の量は、どのくらいなら心地よいか。
- 一人の時間として、残しておきたいのはいつか。
たとえば、「月に何度か、一緒に食事や散歩を楽しみたい。毎晩の長電話までは望んでいない」。ここまで言葉にできれば、単に「恋人がほしい」と答えるより、相手と希望を確かめやすくなります。
今は交際を望まないなら、その答えも尊重してかまいません。望まない理由を、誰かが納得するまで説明する必要もないでしょう。
問い2.将来、誰かと生活を共にしたいか
交際したいかどうかが見えてきたら、次は暮らしの話です。会っている時間が楽しいことと、毎日同じ場所で生活したいことは、分けて考えられます。
朝に話しかけてほしい人もいれば、出勤までは静かに過ごしたい人もいる。休日に一緒に予定を立てたい人もいれば、その日の気分で動きたい人もいるでしょう。
「同居したい・したくない」の手前に、確かめたい場面がいくつもあります。
- 住まい: 今の家や通勤距離を変えてもよいか。一人になれる場所は必要か。
- 家事とお金: 何をどこまで一緒に担いたいか。自分で使い道を決めたいお金はあるか。
- 自由時間: 帰宅後や休日のうち、どの時間は自分のために残したいか。
- 家族との関係: 子どもや親との時間を、どのように守りたいか。
記入例は、「誰かと暮らしてみたい。ただし、転職や転居を自分だけが引き受ける形は望まない」。
これは相手への注文を増やす作業ではありません。自分が変えられることと、二人で話し合わないと決められないことを分ける作業です。共同生活を望む場合も、一方の希望だけで形を決めないことが大切になります。
問い3.法律上の結婚を望んでいるか
最後に、交際や共同生活とは別に、法律上の結婚そのものをどう考えているかを確かめます。
「結婚はしたい。でも、すぐに同居することまでは決められない」。反対に、「一緒に暮らすことは考えられるけれど、法律婚を選ぶかはまだわからない」。どちらも、話し合いの出発点になります。
ここでは、一般論としての結婚の良さを並べるより、自分が期待していることを一つずつ挙げてみてください。
- 法律上の結婚によって、何を実現したいのか。
- 結婚に伴う変化のうち、心配なのは何か。
- 相手の考えや制度を確認しないと、答えを出せない点は何か。
「結婚に利点を感じない」と思ったときも、そこで話を閉じなくてよいのです。二人の関係に魅力を感じないのか、生活が変わることを望まないのか、それとも法律婚を選ぶ理由が見つからないのか。自分の気持ちに近い言葉を探してみます。
ここでの結論は「まだ決められない」でも構いません。なお、法律婚とそれ以外の関係を、制度上も同じだとする趣旨ではありません。具体的な制度の扱いが判断を左右するなら、その点は別に確認しましょう。
書き込み例|三つの答えが違っていても、矛盾ではない
たとえば、次のような答え方です。実在の回答者の紹介ではなく、書き方の例として挙げています。
交際: したい。休日に話したり出かけたりする相手がほしい。
共同生活: 今は望まない。仕事から帰った後の一人の時間を守りたい。
法律婚: まだ決められない。住まいと働き方を、相手とどう考えられるかによる。
この人に必要なのは、すぐに「結婚する・しない」を決めることではないでしょう。まずは、交際のペースや一人の時間について、希望を伝え合えるかどうかです。
自分用には、下の四行をメモへ写して使ってください。「はい・いいえ」に限らず、「今は望まない」「条件による」「わからない」と書いてかまいません。
今、交際したいか:____
将来、誰かと暮らしたいか:____
法律上の結婚を望むか:____
守りたい時間・暮らし・関係:____
最後に、「何が変われば答えも変わるか」を一つだけ
三つの答えが書けたら、条件を一つ添えます。
「仕事が落ち着き、休日に余裕ができたら、交際を考えたい」
「今の住まいを離れずに済むなら、一緒に暮らすことを考えられる」
「お金や家事の負担を率直に話せる相手なら、結婚についても話してみたい」
これは、気持ちを変えるための約束ではありません。今、望んでいないことと、条件次第では考えられることを区別するためのメモです。変わる条件が思いつかなければ、空欄のままでも大丈夫です。
相手と話すときも、「条件が整えば必ず結婚する」という約束として扱わず、その時点でどう感じるかを改めて確かめてください。
婚活を始めるかどうかは、答えを書いてからでいい
三つを書いてみて、「今は出会いを増やしたい」と思ったなら、次はその希望に合う方法を探す段階です。交際を望んでいるのか、結婚に向けた相談や支援まで求めているのかによって、比べたい点も変わります。
アプリと結婚相談所で迷う方は、実際に両方を使って考えた、婚活アプリと結婚相談所の違いを参考にしてください。
法律上の結婚を望み、相談所も具体的に比較したい方には、IBJメンバーズを検討する前の入会条件・費用・相談項目も紹介しています。対象年齢や収入などの条件、費用を確かめ、自分に合う場合だけ検討してください。
自分に合う進め方から考えたい方には、えら婚の無料3分診断も用意しています。今は活動を望まないなら、無理に進む必要はありません。
結婚するかどうかを、今日決めなくてもいい。まずは、自分が望む関係と、守りたい暮らしを分けて言葉にする。そこからなら、誰かと話すときも、自分の答えを置き去りにせずに済みます。
出典とこの記事の位置づけ
- 国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」結果の概要(2025年6月調査、2026年9月11日公表)。本記事で紹介する結婚意思の数値は18~34歳の未婚者についての集計で、全年代の割合ではありません。
- えら婚の関連動画「18~34歳『一生結婚しない』が2割超|交際・同居・結婚は別の問い」
三つの問いと記入例は、調査結果を踏まえたえら婚の独自の提案です。個人の結婚意思や将来の行動を判定するものではありません。
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